朝起きて、仕事をして、時間が来たらお昼ごはんを口に運んで、午後からもまた仕事をする。
夕方になって仕事を終えると、何をしたらいいか、わからなくなる。
仕事は一日5時間までという主治医との約束を守って、終業したら、ぽっかりと穴が空いたように空白の時間が私を見ている。
無趣味というわけではない。
プレイしているゲームはいくつかあるし、完全に趣味の読みかけの小説もあるし、趣味で書いている小説もある。
けれど、そちらに頭を回せないのだ。
だとしても、寝てしまうには夕方は早すぎる。
それなのに、SNSを眺めるくらいしかできない。
別に欲しい情報があるわけではない。
何もしないまま、空白で無音で文字のない時間は、眠くなってしまう。
それでも、仕事の資料を読んだり執筆したりする気力や勉強する気力ばかりがあり、最近は英語アプリを飛び級しながらクリアした。
意識して趣味をするようにしないと、メンタルヘルス的によろしくないとはわかっているので、今日はネットフリックスのマイリストから観ていなかったものを観た。
そうしたらそれがおもしろくて、私も何か書きたい、と小説執筆の体力が限りなくゼロに近いながらも思った。
この不調は何なのだろう。
意識して好きなことをする時間を取り戻していく。
それくらいしか、できることはなさそうだ。